OTAのエリア表示順位の仕組み
最近寒くなってきましたね!
営業の後藤です!
4ヶ月ほど前に、よくやりとりをしている楽天のITCさんからエリア表示順位の仕組みが変わるとの話を頂きました。
●日付未指定掲載順位に関しても、毎日変動する仕様へ(※日付指定も毎日)
●日付未指定掲載順位=日付指定の複数名利用の掲載順位が適用
■楽天のエリア表示順位をあげるには?
①CVRを上げること
・価格
・在庫提供
・画像の量と質
・クチコミ点数
・広告等露出強化
・先月実績 等
②宿クーポンを活用しているか
上記のことから、エリア表示順位を上げるには、とにかく転換率(CVR)が重要で、順位は毎日変動するということがわかります。
転換率とは、アクセス数(ネットショップへの訪問客数)に対して商品が売れる確率を示し、転換率をアップさせることで売上アップにつながります。 ※転換率は、CVR(コンバージョンレート)、購買率、成約率とも呼ばれています。
仕組みはそれぞれ違いますが、じゃらんや他のOTAも同じようにいろいろな要素で順位が決まっています。例えばじゃらんは下記の通りです。
■ じゃらんのエリア表示順位をあげるには?
①過去1ヶ月の予約売上
②過去1年のクチコミ評点
③向こう6ヶ月の在庫提供
④過去1週間の全ルート経由のPV数
⑤世の中的な認知度
⑥過去1週間の宿ログPV数
となっております。④や⑥なんかは販促サポートパックを導入しないと作れない数字ですね。
※エリア表示順位の仕組みについては変更になっている場合があります。
エリア表示順位が上がるとどうなるか?
みなさんもよくGoogleで検索をされると思いますが、実は70%以上の方が、検索結果の上から4番目までのサイトをクリックしています。
Google同様、OTA上においても、安い順で並べ替える等しない場合は、エリア表示順の上から順に閲覧されることが多く、順位が上がるほどアクセス数が大きくなります。
OTAのアクセスが増えると、多くの場合、比例して自社サイトのアクセスも多くなります。
自社サイトのアクセス解析をするとわかるのですが、多くの施設様で、90%以上が施設様の名称を直接入力しサイトを訪問していただくことが多いと思います。これは、雑誌や広告、SNS、そして各OTAで施設様名を見つけ、検索されているということです。
ブログのタイトルに書かせていただいた通り、OTAの露出を高めて、自社サイトを訪れてもらい、自社サイトで予約するメリットを打ち出し、自社サイトからの流入を増やしていただければと思っています!
楽天の転換率を高める施策
最初に書かせていただいた施策以外にも、楽天の転換率を上げる施策はあります。みなさんもご存知かとは思いますが、楽天カスタマイズページもその1つです。
簡単に言うと、楽天のトップページをホームページのように作り変えることができ、施設様の魅力を最大限にアピールすることのできるツールになっています。
トレンドに即したデザインは他施設様との差別化にも繋がり、ページを訪問したお客様の興味を惹きつけ、転換率の向上に繋がります。
弊社では、多くの施設様の楽天カスタマイズページを制作しておりますので、参考まで下記よりご覧いただければと思います。
弊社楽天カスタマイズページ制作実績
ちなみに余談ですが、Googleで「楽天カスタマイズページ」と検索すると、弊社のサイトが検索結果で最上位に表示されました。これはうれしいです!
さいごに
自社予約売上を上げる施策は様々あります。
一気に全て取り組むお時間はなかなかないと思います。様々ある施策に1つ1つ優先順位を決めて取り組んでいきましょう!
特に前項で挙げた楽天カスタマイズページは、目的である自社予約獲得の入口部分の1つとなりますので、優先的に取り組んでみてはいかがでしょうか?